LINE@は、法人・個人を問わず情報発信やビジネスに活用できるコミュニケーションツ ール。LINE@には、無料プランとメッセージ配信などの機能が拡充される有料プラン の 2 種類あるが、Paid は法人ユーザーの利用する有料プランの支払いに導入される。 LINE@の支払いは、これまで LINE Pay でのクレジットカード決済のみに限られていた。しかし、LINE@を利用するユーザーは、小売・飲食業などのローカルビジネス事業者や EC事業者などが半数以上を占めており、決済手段として掛売り決済を求める 声やニーズがあった。企業間取引において、掛売り決済は一般的で取引をスムーズにする手段であり、買い手側にとってはキャッシュフローの改善を、売り手側にとっては取引拡大に繋げる利便性の高い決済方法。そこでこれらのユーザーのニーズをくみ取り、 LINE@の利用向上にもつながるサービスとして、Paid が LINE@の利用料金支払いに対応する。
■今後の見通し
LINE@は今年2月に利用ユーザーの対象範囲を拡大してから国内累計アカウント数は 72 万件を突破。 Paid は今回のサービス提供によって、さらなるユーザー数の増加と認知向上を見込んでいる。そして LINE に対しては、Paid が請求書の発送から代金回収まですべてを代行するため、決済面の煩雑な業務の削減と効率化の実現、LINE@アカウントのユーザーに対しては、決済面におけるより一層の利便性を提供できるとしている。