1. TOP>
  2. IT・インターネット
  3. ALBERT、電気通信大学と共同研究開始 人工知能関連事業を強化へ

ALBERT、電気通信大学と共同研究開始人工知能関連事業を強化へ

  • feedy

ALBERT【3906】(アルベルト)は、2016年より、電気通信大学との共同研究を開始した。

ALBERTでは、人工知能の最有力な手段とも言われている最先端の機械学習手法であるディープラーニングを活用、コスト削減と精度の向上の実現のために、人手を介さずに大量の画像に対して自動的にタグ付けを行なうシステムを開発している。今回、人工知能関連事業強化を目的に、電気通信大学大学院情報理工学研究科、柏原昭博研究室と機械学習を活用した新しい学習システム分野での共同研究を開始したとしている。

従来の集合教育では、学習者の能力に関わらず、画一的な講義しかできなかったために、一部の学習者にとっては平易過ぎて役に立たない、また、別の学習者にとっては難解過ぎてわからないという問題があった。この問題を解決するために、eラーニングにおいて学習者の能力と学習プログラムを最適化し、新しい学びの世界を拓く学習支援技術の設計・開発を共同で研究していく。

ALBERTは、取締役会長の山川義介が、電気通信大学産学官連携センター客員教授を務めているが、今後さらに電気通信大学との連携を強化し、“分析力”と“システム開発力”を強みとするデータサイエンティスト集団として、市場のニーズに耳を傾け、人工知能やビッグデータ領域における最適なソリューションを提供することで、クライアントのデータ資産を企業価値の向上に繋げる支援を続けていくとしている。

【柏原昭博教授のプロフィール】
1987年徳島大学工学部情報工学科卒業.1989年同大学院修士課程修了.1992年大阪大学大学院博士課程修了.大阪大学産業科学研究所助手,講師,助教授を経て,2003年電気通信大学情報通信工学科助教授,2007年同准教授,2011年同大学大学院情報理工学研究科教授,1996~1997年,ドイツGMD-FIT客員研究員.博士(工学).現在に至る.学習工学,特に学習に関わる認知プロセスのモデル化および学習ツールに関する研究に従事.1993年人工知能学会全国大会優秀論文賞,ED-MEDIA’95優秀論文賞,1996年度・1998年度・2005年度・2009年度・2012年度人工知能学会研究会優秀賞,教育システム情報学会第33回全国大会研究奨励賞,平成25年度・26年度教育システム情報学会研究会優秀賞,IJAIED,人工知能学会,電子情報通信学会,情報処理学会,日本教育工学会各会員.