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レアジョブ、Z会とオンライン英会話で業務提携

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オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブ【】は、増進会出版社とオンライン英会話サービスの共同販売、英語教育サービスの共同開発に関する業務提携契約を締結した。
今後両社は、株式会社Z会をはじめとする増進会傘下の事業会社(以下Z会グループ)による、業務提携内容の実現を進めていくとしている。

■業務提携の背景および提携のねらい

企業法人の海外展開が急激に加速するなど、国内に留まらずグローバルに活躍する人材の創出が求められる中、小学校における英語必修化、中学や高校での英語による授業実施、2020年に予定されている大学入試改革等により、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)のうち、特に「話す」「書く」の、英語による発信力の強化に向けた教育へと大きく変化していく。
レアジョブは2007年に創業し、「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」をサービスミッションに掲げ、マンツーマンオンライン英会話「レアジョブ英会話」を主たる事業として展開している。「レアジョブ英会話」では、「安価・たくさん量を話せる・高品質」という強みを活かし、「英語を話せるようになるためのサービス」として40万人以上のユーザーに累計2000万回以上のレッスンを提供、674社以上の法人企業、教育機関に採用され、国内No.1(MMD研究所「オンライン英会話の利用に関する調査」(2015.6.19)より)のオンライン英会話サービスへと成長してきている。

一方で、Z会をはじめとするZ会グループ各社は、創業以来、志望校合格だけではない、将来においても生きる「本物の学力」の養成にこだわってきており、この理念を体現するため、教材の素材選びから実際の指導の細部に至るまでこだわったサービスを提供している。中でも英語教育については一貫して力を注いでおり、Z会の主業態である通信教育だけでなく、速読英単語(学習参考書)・NEW TREASURE(中高生用検定外英語教科書)などで、利用者から高い評価を得ている。

今回の業務提携を通じて、顧客のニーズに沿った共同開発の新サービスを投入することで、昨今の英語4技能のニーズに応えるだけでなく、国際社会での協働を可能にする英語コミュニケーション能力を備えた人材を育成し、社会の革新と発展に貢献していくとしている。

■業務提携の主要内容について

まずは、本年3月より、Z会グループ会員へのレアジョブオンライン英会話レッスンの共同販売、Z会グループが学校に対して販売するNEW TREASUREに準じたオンライン英会話レッスンの提供、Z会グループによる学校、塾・予備校に対する、レアジョブのオンライン英会話レッスンの販売代理、英語教育サービスの共同開発などを進める予定。

今後は、オンライン英会話事業サービスに関する業務提携を進めることにより、協業を深めるとともに、両社の強みを生かした高品質・高付加価値のサービスを提供し、大学入試改革に伴い高まりつつある英語4技能向上に向けたニーズに応え、世界共通の価値基準に基づいた新しい英語教育サービスの実現を目指していく計画。

なお、業務提携の実効性を高めるべく、増進会はレアジョブの株式(発行済み株式総数に対する所有割合4.33%)を保有する予定。