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ファームノート、人工知能を活用した牛向けウェアラブルデバイス発売開始

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ファームノートは、クラウドと人工知能を活用して、最適な牛の飼養管理を実現するウェアラブルデバイス「Farmnote Color(以下、Color)」と様々なセンサーデータをクラウドに連携できる「Farmnote Air Gateway(以下、Air Gateway)」を8月5日より発売開始し、出荷を開始した。

Farmnote Colorは牛群管理システム「Farmnote」と連携した牛用のウェアラブルデバイス。Colorは牛の首に装着して活動データをリアルタイムに集取する。そしてColorがゲートウェイを通じて牛の活動データをクラウドに保存し、牛の行動を解析。その情報から発情や疾病兆候などの異常牛をスマートデバイスに通知することで最適な飼養管理を実現できる。

また、今回新たに発売開始する「Farmnote Air Gateway」はColorのデータを受信し、3G/LTEやインターネット回線を経由してクラウドへ転送するゲートウェイ。Air GatewayはBluetooth Low EnergyやWi-Fi、920MHz等、様々なデータ受信できるように拡張可能で、Colorに限らず農業に関連するセンサーデバイスからのデータをクラウドに統合することが可能になる。Farmnoteは今後、Air Gatewayを中心の農業生産データ統合を目指す。

Farmnote Colorは株式会社ハイテックシステム(本社:北海道恵庭市、代表取締役:酒井智)と株式会社ビート・クラフト(本社:東京都墨田区、代表取締役:竹本正志)の協力を得て開発した。

ファームノートでは、経済動物がより健やかに快適に管理されるようにクラウドと人工知能を活用した「Internet of Aminals」の実現を推進し、日本の農業の生産性向上に貢献していく。