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M2M/IoT関連ソフトウェアのアプトポッドが6.6億円の資金調達を実施

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株式会社アプトポッド(本社:東京都新宿 代表取締役:坂元淳一)は、SBIインベストメントみずほキャピタルSMBCベンチャーキャピタルの各社が運営管理するファンドおよびスパークス・グループが運営する未来創生ファンドを引受先とする総額6.6億円の第三者割当増資が完了したと発表した。

同社はセンサーネットワーク技術、クラウド技術、ユーザーインターフェイス技術などによるIoT/M2Mソフトウェアの企画開発と販売を手がけ、CANデータ*のように高精細で大量なデータの収集や伝送、高速なリアルタイム処理、イベント処理を実現するエンドツーエンドのフレームワーク製品を提供している。(*CANデータ…自動車や産業機械、ロボットなど機器間のデータ転送に使われる規格の一種)

今回の資金調達により、大型案件やグローバル展開へ向けてエンジニアを始めとする人材の採用を強化するほか、既存製品の機能拡充や、自動車/産業計測における新たな産業IoTの実現に向けた研究開発に注力する。

同社はこれまで自治体や省庁、国内大手自動車メーカーの研究開発部門を中心に遠隔地でのデータ計測や車両通信制御などの分野において採用実績を重ね、ファストデータと呼ばれる膨大かつ短周期な高精細データを高速で収集・解析し、アプリケーションへのデータ活用までをサポートするシステムを提供してきた。

主力製品には、膨大なリアルタイム配信データの一元管理と多拠点からの同時アクセスを実現し、産業計測におけるデータ抽出の手間を大幅に軽減する「Visual M2M®」がある。また2017年の春には、自動車、産業機器、ロボティクスを遠隔操作する際にやり取りされるファストデータをリアルタイムかつ確実に、そして双方向に伝達するための超高速 IoT ハブフレームワーク「intdash」の提供開始を予定している。「intdash」はデータを欠損なく送受信し、一つのフレームワークでログの取得解析、操作、プログラムなどを実施することによって、モバイル回線による遠隔地での制御を可能にする。

 

VM2Mストリーム

 

VM2Mロングスケール