これにより、チェンジは Phone Appli の株式の一部を取得する。
Phone Appliの、Web電話帳「PACD(Phone Appli Collaboration Directory)」は、累計導入数約58万ライセンス(2015年12月末時点)と、Web電話帳市場で圧倒的な国内シェアを誇っている。
また、近年ではIoTを活用した「働き方改革」に関連したソリューションを展開するなど、新技術の活用にも積極的となる。今回の提携により、両社のノウハウを統合したサービス提供及び、共同マーケティングによる拡販を推進していき、特に現在国を挙げたテーマになっている「働き方改革」では、従来の働き方を根本から見直すことが企業に求められる。
このような社会的背景の中、ユニファイド・コミュニケーション基盤、Alexaに接続するアプリ/プラットフォームとのAPI連携、AI(人工知能)を用いた業務の自動化、IoT・ビッグデータ・音声認識による業務の高度化、NEW-ITを活用できる人材の育成といったサービスが「働き方改革」を支えるインフラになることを目指す。
チェンジは NEW-ITトランスフォーメーションライブラリを用意し、モビリティ AI・IoT・ビッグデータ・音声認識などの技術をセキュアに活用するためのサービスを月額継続課金型で提供しており、従来から自社ライブラリの開発のみならず、グローバル標準のプロダクトの日本市場展開を支援する形でのライブラリ拡充を図ってきた。
3月6日にリリースした米Amazon社の音声認識・入力技術であるAlexaに接続するアプリ /プラットフォームの提供もその一例となる。チェンジのライブラリの採用実績は、Fortune500にランキングされる日本企業の過半を占め、特にモバイルアプリケーション、モバイルセキュリティ分野、IoT・ビッグデータ分野で豊富な導入事例を蓄積している。
今回の資本業務提携に伴い、両社の強みを活かしユーザーの「働き方改革」実現に向けたスマートデバイス分野における営業面での協業及びIoTビックデータ分野で技術面等の協業を行っていく。