DeNAとヤマト運輸、自動運転社会を見据えた次世代物流サービスの実現

4月17日からの実験では、車内に保管ボックスを設置した専用EV車両を使用し、お届けの時間帯を10分刻みで指定でき、利用者が荷物を望む時間帯に望む場所で受け取ることができるオンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」と、地元商店の商品をインターネット上で一括購入し、運んでもらうことができる買物代行サービス「ロボネコストア」の2つのサービスを、対象エリアにお住いの利用者が体験することが可能である。

将来の自動運転社会を想定した実験だが、原則としてドライバーによる有人運転を行い。ドライバーは荷物の発送・受取りに関与せず、利用者自身が荷物を車両から取出する。
体験をする中で、サービス受容性の検証や、サービス利用時の細かな要望収集を行っていく。

なお同社は、2018年を目処に、一部の配送区間における自動運転の導入を予定していると述べている。

ロボネコデリバリーについて

オンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」は、お客さまが望む時に、望む場所で荷物を受取ることができる配送サービスであり、配送時間は10分刻みで選択が可能、最寄駅や会社など、対象エリア内であれば、自宅以外の場所でも受取りが可能である。
冷凍・冷蔵品にも対応しており、荷物の到着予定時刻の3分前には、スマートフォン等に自動音声で到着を通知し、指定場所に到着した荷物はお客さま自身で保管ボックスを開けて取出する。

ロボネコストアについて

買物代行サービス「ロボネコストア」は、インターネット上の仮想モールから、対象店舗の商品を一括購入できるサービスです。
複数の地元商店の異なる商品を、自宅や外出先にいながらまとめて注文・受取りすることが可能です。冷蔵・冷凍品にも対応しており、荷物の到着予定時刻は、スマートフォンからリアルタイムで確認することができます。指定場所に到着した荷物は、お客さま自身で保管ボックスを開けて取出します。