今後、成長が見込まれる介護ロボット市場に対応して、これまでシルバーカーや歩行車の開発で培ってきた技術を最新のロボットテクノロジーに応用することで、使用者の立場に立った新製品の開発を目指した。日本初の介護保険対象機器となったロボット歩行車「リトルキーパス」や、駆動モーターやバッテリーの小型化に成功した「リトルキーパスS」に続き、更なる小型化・軽量化による汎用性の向上、及び、制御機能の高度化によるユーザー・インターフェイスの向上を目指し、「IOT(Internet of Things)」や「ICT(Information and Communication Technology)」、「AI(Artificial Intelligence)」などの技術により、ネットワーク&コミュニケーション化を図ることで、生活支援型デバイスの開発を行っている。ロボティクスR&Dセンターでは、ロボット技術だけでなく、ネットワーク技術やコミュニケーション技術を有する人材を外部から登用し、製品開発に取り組んでいく方針である。