FCCGOの利用シーンとしては、出社時は、FCCGOを使ったネームプレートをひっくり返すことで自身の開発環境を起動、ワンアクションでパソコンへのログイン操作を完了して仕事を始めることができ、帰宅時は、ネームプレートをひっくり返して、開発環境の停止や必要なバックアップなどを自動かつ安全に行うことが可能となる。今後は、クラウド運用のみならず、クライアントの制御や、アクセス管理はもとより、IoTデバイスとして稼働状況の監視から、人工知能と組み合わせた、IT運用全体の最適化までを視野に入れたユニークな活用モデルとサービスを展開していくものである。CloudGear OpsControllerについて仮想マシンの自動起動などのアクションを実行するためのトリガーとして「スケジュール」、「httpsリクエスト」、「業務の先行関係」、「オンデマンド」などを採用している。これにより、お客様の用途に合わせた柔軟な自動化を可能にするものである。FlipCastについてFlipCastは、通信装置を備えたスイッチと傾き(3軸加速度)センサーを組み合わせた、小型かつシンプルで汎用性の高いモジュールを用いたIoTデバイスであり、FCCGOはIoTデバイスで “ダッシュボード” 化した “ダッシュボタン” の発展系として開発された。「FlipCast」を用いることにより、エルゴノミクス(人間工学)的なアプローチで、心地よくスムーズな操作性を実現し、心理的ノイズを低減し、疲れづらく、より快適な職場環境作りに貢献する。