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CYBERDYNEとミライセンスが業務・資本提携

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CYBERDYNE 株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之)と株式会社ミライセンス(茨城県つくば市、代表取締役:香田夏雄)は、サイバニクス*2分野における「3D 触力覚技術」応用にかかる共同開発を前提として、業務提携および資本提携(CYBERDYNE 株式会社から株式会社ミライセンスへの資本出資)を行ったと発表した。

(*2)サイバニクス:人・ロボット・情報系が融合複合した新しい学術領域。医療、福祉、生活分野を対象として、人と情報系とロボット系を機能的に繋ぎ、物理的・情報的・生理的インタラクションを実現する。
サイバニクスは、筑波大学山海嘉之教授(CYBERDYNE 株式会社、代表取締役社長)が人支援を目的として創成し、『Society 5.0』を牽引するコア技術領域でもあります。

今回の提携により両社は、医療・介護福祉・生活等の様々な分野において、CYBERDYNE 株式会社による人・ロボット・情報系を融合複合した革新的サイバニクス技術に、ミライセンス社が人間の認知能力を巧みに処理することで実現した世界初の「3D 触力覚技術」を活用することで、現行のシステムの高度化だけではなく、この仮想現実(VR)体感技術を組み込んだ様々な革新的デバイスの創出とその社会実装に向けた包括的な連携を図っていく。サイバニクス技術を基に、触力覚を介して仮想的なサイバー空間と物理的なフィジカル空間を融合することで、社会が超高齢化の進行に直面しても人がさまざまな制約をテクノロジーによって乗り越えて活き活きと快適に暮らすことができる超スマート社会(Society5.0*1)の実現への貢献が期待される。

(*1)Society 5.0:「狩猟採集社会」「農耕社会」「工業社会」(Society 1.0、2.0、3.0)、そして、現在の「情報社会」(Society 4.0)に続く未来社会として政府によって掲げられた「超スマート社会」(5 番目の社会)のコンセプト。科学技術イノベーションが先導する新たな社会のイメージで、AI(人工知能)や IoT(モノのインターネット)等が本格的に社会実装される。第 5 期科学技術基本計画で日本が世界に先駆けて実現を目指すことが盛り込まれた。同コンセプトは、2016 年 5 月に開催された G7 先進国首脳会議の議長国である日本から提唱された、人とテクノロジーが共生する未来社会の姿としても世界に発信されている。CYBERDYNE 株式会社は、この『Society 5.0』を牽引する代表企業として、G7 科学技術大臣会合(茨城県つくば市で開催)にて、山海社長による基調講演や各国大臣へのスピーチの実施の他に、各国の代表団による本社視察を受け入れている。