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GMOクラウド、車とアプリの連携で車両コンディションの自動解析・遠隔診断を実現

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GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド)は、車載コネクタを通じて「車両コンディションの自動解析」及び「自動車の遠隔診断」を行える自動車向けIoTソリューションを開発し、7月26日にサービスサイトをオープンしたことを発表した。7月26日より法人向けの先行申込受付を開始し、今年9月を目処に正式にサービス提供を開始する予定である。

今回のIoTソリューションでは、車の所有者(カーオーナー)向けのスマホアプリ「LINKDrive(リンクドライブ) byGMO(以下、LINKDrive)」と、自動車整備事業者向けのクラウド型スキャンツール「LINKPit(リンクピット) byGMO(以下、LINKPit)」を展開する。

なお、車載コネクタは国産/輸入、メーカーを問わず一般乗用車(※1)に対応しており、車載コネクタからアプリを通じて、インターネット通信による「車両コンディションの自動解析」や「自動車の遠隔診断」を行えるサービスは、国内初となる(特許出願中)。

GMOクラウドが今回提供する自動車向けIoTソリューションは、一般乗用車の「車両コンディションの自動解析」及び「自動車の遠隔診断」が行えるサービスである。カーオーナー向けのスマホアプリ「LINKDrive」(iOS・Android(TM)対応)と、自動車整備事業者向けのクラウド型スキャンツール「LINKPit」がある。

「LINKDrive」は、車両のコンディションを解析し、自動車の不調を未然に防ぐ『予防整備』や、気づきにくい燃費の悪化などを『見える化』できるアプリである。
自動車とインターネット(クラウド)を連携させ、自動車のECU(※2)に蓄積されている車両データをクラウドで収集・管理できる「車載コネクタ」を自動車の差込口(OBDⅡ)に接続することで、利用することができる。

自動車整備を行う際には、入庫車両に車両を診断・調整する機器(スキャンツール)を接続し、故障コード(※3)やフリーズフレーム(※4)を読み取る。さらにスキャンツールに搭載されている、アクティブテスト(動作確認)機能や作業サポート機能を活用して車両整備などを行う。
今回GMOクラウドが自動車整備事業者向けに提供するクラウド型スキャンツール「LINKPit」は、車両整備に欠かせない一連の診断をタブレット端末向けアプリで実施でき、インターネット(クラウド)を介した遠隔診断も行えるサービスである。

(※1)2008年以降に製造された普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車が対象(電気乗用車は対象外)
(※2)エンジン・コントロール・ユニットの略。自動車に搭載されているコンピュータのことで、燃料の噴射量の調整といった、エンジンの制御を行っている。
(※3) 故障内容や原因などの故障情報のレコード。
(※4) エンジンや排気ガスなどに影響を及ぼす故障が発生した際、その瞬間のエンジンの状況を記憶した数値のこと。