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CYBERDYNEとコヴィア、IoH/IoTに関する通信・デバイス事業の合弁会社を設立

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CYBERDYNE株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下 CYBERDYNE社)と株式会社コヴィア(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:神代敏彦、以下 コヴィア社)は、医療や介護や生活を中心としたサイバニクス分野において、あらゆるヒトやモノがインターネットでつながるIoH(Internet of Humans)及びIoT(Internet of Things)に関する通信事業、通信デバイス提供及びこれに関連するサービス事業を目的とした合弁会社『CYBERDYNE Omni Networks株式会社』(以下 サイバーダイン・オムニネット社)を設立することを発表した。

CYBERDYNE社は、人・ロボット・情報系を融合複合した技術によって超高齢社会が直面する課題を解決するため、ロボットスーツHAL®をはじめとするサイバニックデバイスやサイバニックインタフェースなどの研究開発を進めている。これらは全てネットワークでつながり、身体・脳神経系、生理、生活情報をビッグデータとして集積・解析することにより、病気の予防・早期発見や労務環境の改善など、社会課題の解決推進に寄与するよう設計されている。

コヴィア社は、情報通信機器の設計開発、製造を生業とし、SIMフリースマートフォンや、IOTゲートウェイ(Bluetooth/Wi-Fi/ZigBee/LPWA/IMES)、GPSトラッカーなど、通信領域において幅広く先進的な商品企画を行い、品質・スピード・コストに優れた競争力を有する。2014年9月には福井大学医学部附属病院において「医療IoT」としてコヴィア社のソリューションが採用され、スマートフォンを活用した内線通話やナースコールと連携したPDAとしての運用、および病院内における位置情報検知システムの導入は、医療分野に限らず、様々な業界から注目されている。

サイバーダイン・オムニネット社は、コヴィア社のIoTデバイス事業を基盤としつつ、新たにIoHに関する通信事業、デバイス事業及びサービス事業を展開する。具体的には、CYBERDYNE社の治療用ロボットを利用する際の患者の身体状況、搬送・清掃ロボットが捉えた施設内の環境情報、小型センサーで計測した動脈硬化度などのヒトとモノの情報を収集するための小型組込通信デバイスの開発・販売、通信デバイスから得られる膨大なビッグデータをデータセンターに集めて解析して最終的にデータをセキュアに一元管理するシステム及びサービスの構築・提供を一体的に展開していく。