オリックス・レンテックは、計測に必要なドローンやGNSSローバー*1などの測量機器を今月よりコマツに提供する。コマツは、計測データの点群自動作成処理などの3次元データを作成する、3次元測量業務支援アプリ「UNISURVEY(ユニサーベイ)」*2と測量機器をセットにして、10月より顧客へ提供する。
本サービスの提供により、測量会社のドローン導入に伴うイニシャルコスト軽減や時間・労力・システム投資の負担軽減、ソフトウエアの陳腐化リスク低減を図り、3次元測量業務を支援する。なお、「UNISURVEY」は、コマツが共同事業者と共に10月より提供開始予定の、建設生産プロセス全体をつなぐ建設事業者向けの新プラットフォーム「LANDLOG(ランドログ)」*3上で運用される第1号アプリケーションとなる予定である。
*1 GNSSローバー:全地球衛星測位システムを搭載した受信機。
*2 UNISURVEY:3次元測量に必要な点群自動作成処理やクラウドストレージ・ビューアーなどを提供するアプリ。コマツが開発、本年10月より提供開始予定。
*3 LANDLOG:建設生産プロセス全体において、データの収集と一元管理を行うオープンプラットフォーム。コマツ、株式会社NTTドコモ、SAPジャパン株式会社、株式会社オプティムの4社共同で企画・運用。本年10月より提供開始予定。