同資金調達は2017年12月実施の株式会社産業革新機構、株式会社日本政策投資銀行、及び民間事業会社等全12社の新規株主を引受先とする、総額101.5億円の第三者割当増資に続く追加投資であり、ispaceによるシリーズA累計調達額は103.5億円となる。今回の資金調達により、ispaceが計画する民間で日本初となる、独自開発の月着陸船による2019年末頃の「月周回」と2020年末頃の「月面着陸」の2つの月探査ミッションの開発を加速せる。ispaceが開発する月面探査ローバーは、東北大学大学院工学研究科吉田和哉教授(ispace取締役CTO)のチームによるロボティクスローバーの研究開発技術がベースとなっている。同研究室には世界中から宇宙開発を志す優秀な研究者が集まり、先進的な宇宙ロボティックス研究開発の成果が期待されている。ispaceは今後も同大学及び同研究室と協力しつつ、ispaceによる2つの月探査ミッションの成功を目指す。株式会社ispace 代表取締役 袴田武史のコメント「引き続き多くの皆様からご支援いただき、日本発の民間月面探査の実現に向けて応援をいただいていることを実感しております。今回の資金調達もあわせて、ispace独自の月探査ミッションを確実に実行し、宇宙資源を軸とした新しい産業構築を実現していきたいと考えています。」– ispace月着陸船のコンセプトモデルイメージ –