「クラウドマインズとの協働により、Fintechサービスなどにおける認証や、IoT機器とサービスの連携管理が大幅に進歩すると確信しています。クラウドマインズの認証ソリューションは、共通のセキュリティーフレームワークに基づいているため、高度なセキュリティーを必要とするさまざまなサービスに利用可能だと考えています」
クラウドマインズのCEO ビル・ファン氏は、次のように述べている。
「今回の共同開発はIDoT基盤の実現に繋がる重要なステップです。IDoTは、ブロックチェーンとCMPCの権限管理スキームが非中央集権型であるという性質を踏まえ、多数のステークホルダーが共同で維持管理しています。単独の企業が独占的に利用することはできず、一つの企業が参加することをやめたとしてもプラットフォームは依然維持されます。私たちは、急速に近づいている自律的な世界に向けて、IDoTが不可欠な要素となると考えています」
[注]
※1 米国国防省情報システム局で開発され、ネットワークを経由したさまざまな脅威からアプリケーションインフラや利用者の情報を守るための機能。境界線(Perimeter)をソフトウエア上で構築、集中的に制御し、アクセス制御に関わる設定を柔軟に動的に変更して安全にデータを転送する。常に動的に相手先のアドレスなどを決定するため、その通信経路を外部侵入者から発見されず、攻撃やデータ漏えい・侵害を防ぐことができる。