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スカイディスク、IoT/AIのセキュリティ担保に関して九州大学サイバーセキュリティセンターと共同研究を開始

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株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司)は、九州大学サイバーセキュリティセンター(センター長:岡村耕二)と共に、スマートファクトリー化におけるIoT/AIセキュアクラウドプラットフォームの共同研究を開始した事を発表した。

工場内にIoT、AIサービスを導入する際、大きな課題の一つに「セキュリティの担保」がある。これはサイバー攻撃を受けたIoT機器が不正アクセスやデータの盗難などの踏み台とならないように、安全運用を行うためにどのように対策するかという課題である。

未知の脅威に対応可能な人工知能の開発や、自分自身で改良していく人工知能デバイス、ネットワークの下層レイヤにて、セキュリティを担保するプロトコルおよびセキュリティデバイスの研究を進めるべく、サイバーセキュリティセンターと共同研究をすることとなった。

共同研究の概要・詳細
サイバー攻撃を受けたり、工場内にあるデバイスからデータを抜かれたりしたとしても、IoT、AIのサービスの安全運用ができるよう、ブロックチェーン技術(※1)の活用や人工知能のFPGA(※2)実装などで、スマートファクトリー向けのセキュアなプラットフォームの共同研究を開始する。
同社は、IoTクラウド環境・AIモデルを提供し、サイバーセキュリティセンターは、セキュリティアルゴリズムのFPGA実装によるパフォーマンス向上と実現性の研究を実施する予定となる。

※1 分散型台帳技術または分散型ネットワーク。改ざん耐性に優れたデータ構造を持ち、取引の透明性とプライバシー保護を両立できる技術。
※2 製造後に構成を設定できる集積回路