メトロウェザーが提供するドップラー・ライダーは、大気中にレーザ光を発射し、大気中のエアロゾル(塵、微粒子)からの反射光を受信することによって風速・風向を観測することができる大気計測装置である。従来のドップラー・ライダーは軍事用途や空港での運用を想定しており、数mから10m以上のサイズが一般的で、ビルの屋上や基地局に設置することは困難だったが、メトロウェザーは、信号処理の効率化や内部構造の適切な実装を行うことにより、大幅な小型化を実現した。メトロウェザーは、今回の調達資金をもとに、ドップラー・ライダーの高精度化・小型化の開発を進め、ドローン社会の実現へ向けて加速していく。