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ヤフー子会社、個人IoTビジネス立上支援サービスを開始

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(株)IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山 一郎)はIoT(Internet of Things)分野に新たに進出し、ヤフー(株)(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂 学)が提供するIoT時代に向けた事業者向けプラットフォームサービス「myThingsプラットフォーム」と、自作のデバイスやWebサービスなどを接続するためのバックエンドサービス「IDCF」チャンネルへの対応を7月27日より開始する。

Yahoo! JAPANが提供する「myThingsプラットフォーム」は、各種デバイスやWebサービスなどを接続して利用するIoT分野の事業者向けプラットフォーム。IDCFは、この「myThingsプラットフォーム」やユーザー向けスマートフォン用アプリ「myThings」と、自らが作ったモノやWebサービスを接続・連携できる現時点で唯一の環境を提供する。

IoTは今後の成長が期待されている分野、ハードウェアとソフトウェアの双方の知識が必要なため、開発できるエンジニアの確保や市場参入が限定的な状況にある。このような中、「IDCF」チャンネルの活用により、自作デバイスが取得したセンサー情報を収集・活用し、インターネット上のサービスから自作デバイスを動作させることが容易になる。さらに、「myThingsプラットフォーム」と連携することにより、さまざまな生活シーンでの自作デバイスの活用が期待され、IoTビジネスの裾野拡大とエンジニアの増加にも貢献する。

なお、「IDCF」チャンネルの特長は次の通り。

・「myThingsプラットフォーム」と自作デバイス/製品/Webサービスを接続するサーバーの提供
・自作デバイスと「myThingsプラットフォーム」を接続するためのMQTTやWebSocketおよびREST APIに対応
・通信ブローカーとセンサーデータを保管、可視化するための構成イメージをGithub上で配布

■「IDCF」チャンネルの利用例

・シングルボードコンピュータとセンサーを接続し計測データの収集とアプリへのプッシュ通知
・植物の発芽促進のため温湿度センサーライトをコントロールすると同時にチャットに通知
・気象情報サービスの天候データとエアコンのオン/オフを連動させてコントロール■「myThings」公式ページ:http://mythings.yahoo.co.jp/
■「IDCF」チャンネルページ:http://www.idcf.jp/cloud/iot/IDCFは、データセンター事業を基盤としたクラウド事業の拡大を推進しており、企業がITインフラの設計や移行時にクラウドを優先して検討する「クラウドファースト」の流れに応え、ビッグデータの分析プラットフォームを新たに展開し、クラウドでデータを処理するだけでなく、データも集積するセンターとなるべくビジネスモデルの変革を進めている。