音声認識技術開発の株式会社フュートレックとロボットベンチャーのユカイ工学が業務提携契約を締結

業務提携の背景と目的

近年、将来の労働力不足や高齢単身世帯の増加などの社会問題が注目を集めている。

そのような中で、生活を豊かにする存在として各社から多くのコミュニケーションロボットが発売されているが、現時点でコミュニケーションロボットの市場規模はまだ大きいとは言えない。今後、新サービスや付加価値の創出によりコミュニケーションロボット市場が拡大していくと予想されている。
フュートレックは音声認識技術やその技術を用いたシステムの開発・提供を行っており、これまで多くのコミュニケーションロボットに音声認識関連技術を提供している企業だ。

また、ユカイ工学は、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」やコミュニケーションロボット「BOCCO」等の開発をはじめ、様々なロボットやIoT製品のコンセプトデザイン、試作、量産、販路開拓までを一気通貫でサポートしてきた。

このたび両社は、コミュニケーションロボット市場は今後、新サービスや付加価値の創出により拡大するとの考えで一致し、双方の連携によって互いの製品をこれまで以上に市場ニーズに即した利便性の高いものにすること、両社の連携による相乗効果によって、コミュニケーションロボット市場の拡大を目指すことに合意し、業務提携契約に至った。

業務提携の内容等

• 両社が連携して製品開発を行い、双方の製品を、より市場ニーズに即した利便性の高いものにする。
• 両社の連携による相乗効果で、コミュニケーションロボット市場の拡大を図る。
• IoTの発展を支える社会インフラのキープレイヤーを目指す。

コミュニケーションロボットのパイオニアであるユカイ工学と、音声認識とその関連技術を持つフュートレックが連携することで、双方の製品価値を向上させ、人々の豊かな生活に寄与するコミュニケーションロボットの市場拡大を図っていく。
また、これらの活動によって、IoTの発展を支える社会インフラのキープレイヤーを目指していくと言う。