前述の通り、アフリカでは最先端のテクノロジーやビジネスモデルを活用したリープフロッグ型の発展が起きているが、電力に限らず、物流、教育、医療等、解決ができていない社会課題がまだ多く残されている。WASSHAは消費者の購買行動の起点となるキオスクこそが、それらの社会課題解決の起点、ビジネスの起点になりうると考え、2013年の創業以来EaaS事業を通じアフリカ未電化地域における小売店ネットワークの開拓を進めてきており、2022年までにEaaS事業のみで10,000店舗まで小売店ネットワークが拡大する見込みである。
WASSHAはこの小売店ネットワークに電力(EaaS事業)だけではなく、空調サービス(2019年11月発表)や物流サービス等、アフリカの人々の社会課題の解決につながる様々なサービスを積み上げていくことで、現地の人々と一緒に、アフリカの新しい発展の形を創り出していくことを目指していると言う。