ベトナムでは小学校3年生からの第一外国語としての日本語教育が2016年よりスタートしており、今後、日本とベトナムの関係性は深まっていくと考えられる。(注1)また、日本では2030年までに労働人口が2014年の労働人口6,587万人と比較して787万人減少すると見込まれているというデータ(注2)もあり、日本とベトナムで働くためのWeb・ITスキルと知識を習得いただき、より人材流動を高めていくという動きは必須となってきている。スクーでは、今回の取り組みを足がかりとしてホーチミンにある教育機関や法人へのサービス提供を行っていくことを予定している。
(注1) ベトナムの初等・中等教育における日本語教育の導入に関する教育訓練省との合意について(在ベトナム日本国大使館)http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/culture/Kako_katsudo/jp_giaoductiengnhat20160224.html
(注2) 「平成27年 労働力需給の推計」(労働政策研究・研修機構)
http://www.jil.go.jp/press/documents/20151216.pdf
■ 在住日本人とベトナム人日本語学習者双方に対する取り組みとしたい(Spice Up Vietnam Co., Ltd 代表:三宅 秀晃氏)
Samurai Cafeではインプットが少なくなりがちなベトナム生活を充実させたいという思いでベトナム在住日本人に向けて800冊を超える日本語書籍の貸し出しサービスを行ってきたが、今回のSchooとの提携により在住日本人の学びたいという気持ちにより応えられるようになった。
また、毎週土曜日にベトナム人向け日本語会話クラブを実施しベトナム人日本語学習者のコミュニティを運営しており、今まさに求められている「日本語」「IT」スキルの向上を、Schooを通じて行っていただけると思っているとしている。