同契約により、現在日本で160店舗を運営する日本トイザらスは、トイザらス・アジア・リミテッドのグループメンバーとなり、統合されたアジア事業は、トイザらス・インクが約85パーセントを、ファン・リテーリングが約15パーセントを保有することとなる。
トイザらス・アジアと同社子会社は、大中華圏と東南アジア市場のブルネイ、中国、香港、マレーシア、シンガポール、台湾およびタイにおいて223店舗、またライセンス契約のもとで、フィリピンとマカオにおいて34店舗を運営している。
トイザらス・アジアパシフィックの社長であるアンドレ・ジェイブスが、引き続き、統合後のアジア全域およびトイザらス・オーストラリアの事業を統括することとなる。
・日本トイザらス株式会社について
トイザらス・アジア・リミテッドを親会社にもつ日本トイザらスは、日本において、約6,500人の従業員を擁している。全国160店舗の「トイザらス」「ベビーザらス」、「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」を運営し、国内外の信頼できるメーカーの質の高い商品を提供している。
・ファン・リテーリングについて
非上場会社であるファン・リテーリング・リミテッドは、大中華圏、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにおいて2,700以上の店舗を運営しており、独立して運営している上場企業、Convenience Retail Asia LimitedとTrinity Limitedに加え、非上場会社であるBranded Lifestyle Holdings Limited、Fung Kids (Holdings) Limited、Toys”R”Us (Asia) Limited、Suhyang Networks Company Limitedがその傘下にある。
ファン・リテーリングは、約16,000人の従業員を擁し、2015年度の売上高は18.5億ドルにのぼる。
・トイザらス・インクについて
トイザらス・インクは世界各国の「トイザらス」や「ベビーザらス」などをとおして他社とは異なるショッピング体験を提供する、世界有数の玩具・ベビー用品の総合専門店である。
現在、全米、プエルトリコ、グアムで883店舗の「トイザらス」、「ベビーザらス」を展開し、海外においては、37の国と地域で直営店を795店舗以上、ライセンスストアを254店舗以上展開している。
Eコマースでは、Toysrus.com、Babiesrus.comといったインターネット通販サイトを運営し、幅広い品揃えで当社ならではの玩具とベビー用品を提供しており、トイザらス・インクは、米国ニュージャージー州ウェインに本社を置き、世界中に毎年約60,000人の従業員を擁している。
お子様の安全を守り、支援する取組みを随時ご提供し、お客様から信頼される身近なお店として地域社会に貢献し、1992年からトイザらス・インクの公共慈善団体であるトイザらス・チルドレン基金を運営しており、これまでに1億3000万ドルを子ども関係の団体に寄付した。