働き方改革の議論の中でも、過重な長時間労働やメンタル不調などによる過労死リスクが高い状況にある労働者を見逃さないため、産業医による面接指導や健康相談が確実に実施されるように、企業における労働者の健康管理を強化するなどの検討が進められています。
IT業界(情報通信業)は、過重な長時間労働やメンタル不調などが問題視されている業界のひとつです。厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査」(平成27年)によると、年間総実労働時間が全産業平均より200時間以上も長いことがわかります(情報通信業:1,955時間、全産業:1,732時間)。
長時間労働の要因として、複数のITエンジニアがプロジェクトで仕事を行うことが多いため、作業の進捗管理や製品の品質管理が難しく、個々人の経験やノウハウに依存しがちな業務特性があります。また、企画プロセスが不十分なため時間外労働が増えるといったことや、時間(裁量労働制)と場所(在宅勤務、客先常駐)にとらわれない働き方、相手がとなりにいてもチャットで会話をする特有のコミュニケーションスタイル、入退社が激しく個々人に過重性がかかりがちな事業成長のスピードなど、IT業界特有の働き方に関する課題があります。
こうしたIT業界において現状に即した産業衛生を実行していくためは、これまで必要とされてきた産業医の知識に加え、IT業界特有の事情を踏まえた対応ノウハウを持つ産業医が必要とされているのです。
株式会社iCAREは、こうした社会的背景やニーズを踏まえ、IT業界に特化した産業医紹介サービス「Carely産業医」を提供することにいたしました。
URL:https://www.icare.jpn.com/services/sangyoui/
【Carely産業医の特徴】
1)代表が運営する産業医教育プログラムを通じて、全産業医がIT業界で頻繁に発生するメンタル不調者のケアや、休職復職対応ノウハウを持っています
2)衛生委員会の立ち上げ支援やストレスチェックの実施体制構築など、ご契約後のアフターケアが充実しています
3)働き方改革や生産性向上などを推進していく上で、在宅勤務や裁量労働制など社員の新しい働き方やIT業界の実情にあった対応が行えます
【産業医による主な業務】
①健康診断及び面接指導等の実施
②労働者の健康管理、健康教育、健康相談、衛生教育関する業務
③月1回の職場巡視
④衛生委員会の出席
⑤ストレスチェック実施体制構築
⑥メンタル不調者対応
⑦休職・復職者対応
【提供開始日】 2017年10月2日(月)
【ご利用料金】 5万円(税別) /時間
※年額の30%を産業医紹介費用として初年度のみ頂戴します。
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