オンラインゲームのアイテム取引は、個人間取引をプライマリ市場とし、現在は中央集権システムがセカンダリ市場として主流です。WAXを含む分散型マーケットプレイスは新しく台頭したいわばサード市場となります。
個人間取引は1994年頃からebayなどを介して徐々に普及。2004年にワールド オブ ウォークラフト(World of Warcraft)がユーザ数1,200万人以上の大ヒットを記録し、個人間のバーチャルアイテム取引が本格化しました。2015年、中央集権化されたマーケットプレイスとしてOPSkinsが誕生。出品者と購入者は中央集権システムを介することで、より安全なセキュリティ環境でより簡単に、好条件でアイテムの売買を行えるようになりました。サード市場である分散型マーケットプレイスは出品者と購入者を直接つなぎ、低コストもしくはゼロコストでのアイテム取引を実現します。
現在この分散型マーケットプレイスは数百万もの競合市場に分散され、それぞれが国や地域ごとに異なるビジネス習慣にカスタマイズされてしまっています。その一方でWAXの提供するソリューションはどの国にも対応できるグローバルなバーチャルアイテム・レポジトリとなっており、その瞬間に売買可能なアイテムが全て揃ったリアルタイム・カタログです。ブロックチェーン技術を活用することでWAXはゲーマーとマーケットプレイスに安全なセキュリティを提供し、詐欺のリスクを軽減すると共に円滑な決済を可能としています。世界中のゲーマーはWAXトークンを利用することにより、高い技術で高度に複雑化されたバーチャルアイテムの取引を、セキュリティやインフラ、決済取引に一切お金をかけることなく、素早く簡単に行うことができるようになります。
「今回のWAXトークンセールで、たくさんのパートナーや参加者の方々から驚くほど多くの反応があったことを嬉しく思います。この事業に着手する時から、私たちのゴールは何百万人ものゲーマーに暗号通貨を使ってもらうことでした。今回のトークンセールの成功は、このゴールが達成可能であることを強く示しています。」 - WAX、OPSkins Group Inc. CEO ウィリアム・クイグリー
「今回の反響は、WAXが大規模市場に暗号通貨を普及させる起爆剤になるはずだ、という私たちの根本的な信念を証明しただけでなく、ブロックチェーン技術に対するゲーマーの情熱と熱狂を物語っています」- WAX 社長 マルコム・キャッセル
購入されたWAXトークンは、今年の年末からOPSkinsでの決済や現金化ができるようになる予定です。
ワールドワイド・アセット・エクスチェンジ(Worldwide Asset eXchange)、通称「WAX」は、2017年9月に立ち上げられたオンラインゲームアイテムの分散型取引プラットフォーム。ブロックチェーン技術により出品者と購入者を直接つなぎ、より安全で信用性が高く、低コストなアイテム取引を可能とします。2017年9月に戦略的パートナーであるパンテラ・キャピタル、アルファビット・ファンド、ハイパーチェーン・キャピタル、クリプト・アセット・マネジメントから、70,000 ETHのプレセールを行い資金調達を完了しました。
2015年に公開された世界ナンバーワンの中央集権システム型のオンラインゲームアイテム取引プラットフォーム。月間新規登録者数20万人、週間取引数200万件を誇る。
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