サイバーセキュリティ界をリードする2社がタッグを組むコロナウイルスの世界的な流行に伴い、日本でもリモートワークが定着しつつあります。その今日において、サイバーセキュリティへの意識改革は企業はもちろん個人にも必要とされる意識です。あなたは仕事でもプライベートでも、サイバーセキュリティ対策をとっているでしょうか。サイバーセキュリティにおいて世界をリードする2社がタッグを組んだ事例をご紹介します。パスワード管理サービスを提供するLastPass社はExpressVPN社とパートナーシップを結び、LastPass PremiumおよびLastPass Familiesのユーザーを対象にExpressVPN社のVPNサービスを1ヶ月間トライアル利用できることとなりました。該当ユーザーはLastPassにログインし、セキュリティダッシュボードに入ると、ExpressVPNのオファー画像を見つけることができ、そこからトライアル利用を開始することが可能となります。なぜパスワード管理が助けになるツールなのかここで、そもそもLastPass社の提供するパスワード管理サービスについておよび、サイバーセキュリティの観点からパスワード管理がなぜ必要なのかを説明しましょう。そもそも私たちは、普段から銀行口座、オンラインショップ、ソーシャルメディアなど、多くのパスワードを使用しています。しかしながら実に80%以上の人は同じパスワードを使いまわしたり、簡単なパスワードを設定し、管理を簡単にしてしまいがちです。これではサイバーセキュリティの観点でパスワードは無意味も同然です。そこでLastPassは、セキュリティの強いパスワードの生成・管理・そして自動入力までをワンステップで行うサービスを提供しています。それにより、自分で無理に記憶することなく、それぞれのサイトで異なるパスワードを管理することができ、サイバーセキュリティを保って情報を管理することができるのです。そもそもVPNとは?一方、ExpressVPN社が提供するVPNサービスについてです。そもそもVPNとはVirtual Private Networkの略称で、仮想空間に設置されたプライベート回線のことを指します。例えば公共の場で提供されているフリーWi-Fiなど、公衆のネットワークでやり取りする情報は盗み見や改竄といったリスクがあるため、フリーWi-Fiを使ったまま情報をやり取りすることは本来推奨されていません。そこで役立つのがVPNです。インターネット上に仮想のプライベート回線を設けることにより、安全な接続環境が確保することができるため、盗み見や改竄などといったサイバー上での脅威から情報を守ることを可能にします。VPNを利用することにより、見えない多様なリスクから守られた状態で、安全に情報通信を可能になるのです。私たちの日常生活において考えてみましょう。昨今、コロナ禍で初めてリモートワークをするようになった方の中には近場のカフェにあるフリーWi-Fiを使って、それまでオフィスで行っていたように情報のやりとりをしている方がいるかもしれません。しかし、その行為はたとえ会社のパソコンを使っていたとしても実に危険な行為です。公共回線をつかうことで、気づかない間に顧客情報が盗み出されてもおかしくないのです。パスワード管理とVPNがサイバーセキュリティの鍵を握るパスワード管理とネットワーク環境、サイバーセキュリティの観点からその両方を整えることが、個人の情報を守るために必要不可欠であることはお分かりいただけたでしょうか。絶えず新しい技術革新がなされる現代において、サイバー攻撃は個人を狙ったものや特定の企業を狙ったもの、不特定多数へ被害を加えるものなどさまざまで、その手口も巧妙化するばかりです。「あまりIT機器を使わないから」「小さい会社だから」と油断していると、思わぬところで被害に遭ってしまう危険はどこにでも潜んでいます。あなたは、あなたの会社はテレワークに際して、サイバーセキュリティの観点で対策を行ったでしょうか?高度にIT化が進む現代の社会において、サイバーセキュリティに対する意識をまずはパスワード管理とVPNという具体的な方法で刷新していきたいですね。