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情報医療、京都大学とスマホと人工知能を活用した服薬継続の効果及び遠隔診療の安全性を共同研究開始

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情報医療は、インターネットを通じて医師の診療を受けられるスマホ診療プラットフォーム「curon(クロン)」(https://curon.co) を2016年4月より提供している。本年7月より、京都大学医療疫学講座との共同研究事業として、スマホと人工知能を活用した服薬継続の効果及び遠隔診療の安全性を検証する実証研究を開始した。

年々増え続ける国民医療費のうち約3割、また、死亡者数の約6割を生活習慣病が占めるとされている。一方で、生活習慣病の内服治療において、一年のうちにそのうち半数ほどが、服薬をやめてしまうと言われている。

これら生活習慣病を含む慢性疾患の予防・疾病マネジメントの重要性は、長らく指摘されてきており、様々な手法が提案されてきた。しかし、多忙な医療現場では、通常の診察・処方をする以上のケアを患者に提供することは難しいのが現状だった。

情報医療はこの課題を解決すべく、服薬を継続したい患者と、服薬継続を支援したい医師のためのインフラとして、スマートフォンと人工知能を活用したスマホ診療プラットフォームを提供している。2015年11月に高知県の支援を受け、医師や人工知能専門家を含むチームで創業。本年4月には日本初となるスマホ診療アプリをリリース。医師向けにはウェブベースのアプリケーション、患者向けにはスマホアプリ(iOS版とAndroid版)を用意し、診察・処方・決済に加えて、服薬継続のサポートまでを行うサービスを提供している。