エディットフォース、総額3億円の第三者割当増資を実施
エディットフォース株式会社(本社:福岡県福岡市 代表取締役社長:中村崇裕)は、4月5日に株式会社東京大学エッジキャピタル(本社:東京都文京区 代表取締役社長:郷治友孝)、KISCO株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:岸本剛一)、およびQBキャピタル合同会社(本社:福岡県福岡市 代表取締役社長:坂本剛)を引受先とする総額3億円の第三者割当増資を実施した。
同社はこれまでプラットフォーム技術の開発に注力してきたが、今回の資金調達に伴い様々な分野におけるPPR技術製品の販売や事業会社との協業、共同研究開発など事業拡大への取り組みを積極的に行っていくと述べている。
PPR技術について
PPR(Pentatricopeptide-repeat protein)タンパク質は植物に非常に多く含まれるたんぱく質である。九州大学能楽研究員准教授の中村崇裕は、これらが細胞内の特定DNA及びRNAに対して作用するメカニズムを解明し、所望のDNAまたはRNA配列に結合する人口タンパク質創成の技術基盤を確立した。
PPR技術を用いることで細胞内のDNA/RNA(ゲノム)を自由に操作・改変することが可能であるため、同社は技術を用いてメディカル・アグリ・ケミカル分野など様々な産業への適用を目指している。