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健康美容食品のユーグレナ、ミドリムシGOLD発売元のイースターを完全子会社化

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株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区 代表取締役社長:出雲充)は、同社を株式交換完全親会社とし、イースター株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役社長:藤原一樹)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを4月21日開催の取締役会において決議し、同日付で株式交換契約を締結したことを発表した。

同社グループは、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食品用途屋外大量培養技術をコア技術とし、ユーグレナに関する多様な研究開発活動を行うとともに、ユーグレナを活用した機能性食品・化粧品等の製造販売を行うヘルスケア事業、及びユーグレナを活用したバイオ燃料開発等を行うエネルギー・環境事業を展開している。

同社グループは、ヘルスケア事業が着実な成長を遂げており、9月期の連結売上高は前期比 87%増となる111億円を達成した。
特に、同社商品の直販拡大と昨今のM&Aが同社グループ売上の成長を牽引しており、ヘルスケア事業においては、「自社ブランド商品の直販及び卸売」、「OEM 供給(取引先と共同で製品仕様を決定し、取引先からの注文に基づき同社にて製品製造を行い、取引先が取引先のブランドで販売する形態)」、及び「原料供給」の3つの形態で、ユーグレナ商品を販売している。

同社は平成27年に中国上海市に合弁会社を設立し、中国におけるユーグレナ市場の創出に向けて、ユーグレナ商品のOEM供給や自社ブランド商品の販売を開始している。
イースターおよびヘルスンは同社のユーグレナ商品のOEM供給先であり、イースターは同社から直接あるいはヘルスンを経由して仕入れた「ミドリムシ GOLD」などのユーグレナ商品およびその他の健康食品を、オンライン販売により全国の消費者に販売している。

ヘルスンはイースターの代表取締役である藤原一樹氏が 100%保有する会社であり、ヘルスンの商品は全てイースターに販売されるなど両社は実質的に一体運営されていることから、イースターを吸収合併存続会社、ヘルスンを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施した上で、本株式交換を実施することとなった。
イースターは、同社による完全子会社化が完了する6月1日付で、商号を「ヘルスン株式会社」に変更する予定である。

本株式交換は、イースターが5月19日に開催予定の臨時株主総会における本株式交換の承認、並びにイースターが6月1日を効力発生日として実施するイースターを吸収合併存続会社、ヘルスン株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併の効力発生を条件としており、同社は、会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続により株主総会の決議による承認を受けずに本株式交換を行う予定である。