特に、同社商品の直販拡大と昨今のM&Aが同社グループ売上の成長を牽引しており、ヘルスケア事業においては、「自社ブランド商品の直販及び卸売」、「OEM 供給(取引先と共同で製品仕様を決定し、取引先からの注文に基づき同社にて製品製造を行い、取引先が取引先のブランドで販売する形態)」、及び「原料供給」の3つの形態で、ユーグレナ商品を販売している。
同社は平成27年に中国上海市に合弁会社を設立し、中国におけるユーグレナ市場の創出に向けて、ユーグレナ商品のOEM供給や自社ブランド商品の販売を開始している。
イースターおよびヘルスンは同社のユーグレナ商品のOEM供給先であり、イースターは同社から直接あるいはヘルスンを経由して仕入れた「ミドリムシ GOLD」などのユーグレナ商品およびその他の健康食品を、オンライン販売により全国の消費者に販売している。
ヘルスンはイースターの代表取締役である藤原一樹氏が 100%保有する会社であり、ヘルスンの商品は全てイースターに販売されるなど両社は実質的に一体運営されていることから、イースターを吸収合併存続会社、ヘルスンを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施した上で、本株式交換を実施することとなった。
イースターは、同社による完全子会社化が完了する6月1日付で、商号を「ヘルスン株式会社」に変更する予定である。
本株式交換は、イースターが5月19日に開催予定の臨時株主総会における本株式交換の承認、並びにイースターが6月1日を効力発生日として実施するイースターを吸収合併存続会社、ヘルスン株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併の効力発生を条件としており、同社は、会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続により株主総会の決議による承認を受けずに本株式交換を行う予定である。