本事業では、診察券アプリ「NOMOCa」を中核サービスとし、患者、医療機関の双方がメリットを実感できるサービスの発展に注力している。
GREP社は乱立する医科、歯科、調剤薬局の基幹システムとの連携技術を保有しており、同連携技術はこれまでも院内における業務効率化により、患者の利便性向上に貢献してきた。
今後は、同連携技術の情報共有機能を駆使し、2025年問題・人材不足・採用難状況の解消、かかりつけ医やかかりつけ薬局の機能強化、病歴管理による二重検査の削減を目指している。
少子高齢化が進み、医療現場のあり方が見直されている今日において、医療、薬局、介護の連携強化は必須の課題と感じており、GREP社の保有する同連携技術は、患者様や医療機関にとって、そして社会的な課題の解消に繋がるものと考えている。
国民診察券アプリを目指す「NOMOCa」に、GREP社の持つ連携技術を取り入れる事で、多くのメーカーや製品が乱立している医科、歯科、調剤薬局の電子カルテ・レセコンが保有する情報を「NOMOCa」を通じて共有することが可能となる。
患者、医療機関は、従来の断続的なアナログな体験から、劇的に連続性のあるスマートな体験を実現し、電子カルテ・レセコンの他に、患者様の身体に関する情報を保有している健診システム、在宅医療システム、介護支援システムなどとの連携対応を予定している。
今回の資本業務提携を踏まえ、医療機関を顧客として持つ両社のビジネスの特徴や強みを活かし、より健康的な社会の実現を目指すべく、サービスの創造に努めると共に、両社の企業価値向上に邁進していく。