一方、DTIはドイツ・ライプツィヒを本拠地とし、2003年に歯科出版事業を開始した。
DTIグループは、世界をリードする歯科業界向けの複数のメディアで構成しており、ラインナップは印刷物とデジタル・教育媒体を中心に、現在130以上の印刷出版物と複数のデジタルメディアと併せ、90か国、25言語以上の言語に及び、65万人以上の歯科医師に対してアプローチしている。DTIの活動には、生涯研修プログラムをはじめ学術大会および展示会の運営も行っている。
FDIや、APDF、APCD、ERO、ICOI、IDM及びIFDEAなどの主要国の歯科組織のオフィシャル・メディア・パートナーとして、DTIは真にグローバルな歯科ネットワークの拡大を推進しサポートしており、歯科専門家の結束を図り、その知識と構想を世界に広めることによって、DTIは歯科医学界の進歩と研究を積極的に推進することを目指しており、今回の提携を通じて、両者のノウハウを有効活用し、両者の事業を拡充させ企業価値の更なる向上に努めていくことが目的である。
今回の提携により、同社は、デンタルトリビューンインターナショナルの世界戦略のなかで重要視している日本の総代理店としてデンタルトリビューンジャパンを運営し、デンタルトリビューンインターナショナルのグローバルネットワークを活用し、日本のみならず世界に対して情報を発信していく方針である。
運用部分においては、メディカルネットグループで歯科BtoB事業の役割を担うブランネットワークスにて展開している歯科医療従事者向けプラットフォーム「Dentwave.com」とのコンテンツ強化・会員連携を図り、より一層充実した情報や新たなサービスを展開し、海外の著名な先生を講師としたeラーニング事業やデンタルトリビューンブランドを活用したシンポジウム事業も行っていく予定である。