これまで三井情報株式会社は、京都大学医学部附属病院にて日本で初めて臨床導入され、現在計4施設の国立大学附属病院で提供されている網羅的がん遺伝子解析サービスの「OncoPrime(オンコプライム)」をはじめとして、個々の患者に適した治療を行うための、遺伝子情報解析技術を活用した個別化医療の研究と実用化を進めてきた。がんクリニカルシーケンスを活用した遺伝子解析サービスへの関心が高まる中、MKIは、シスメックス、理研ジェネシスと包括提携契約を締結し、MKIはデータ解析技術、シスメックスは医療機器開発技術、理研ジェネシスは次世代シーケンサーによる遺伝子測定技術を持ち寄り、新たな遺伝子解析サービスのための医療機器の開発を協力して推進していく。また、MKIと理研ジェネシスは業務提携契約を締結し、検体の測定から解析までを国内で実施する「がんクリニカルシーケンス検査受託サービス」に取り組んでいく。