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「治療アプリ®︎」の研究開発を行うキュア・アップ、総額約15億円の第三者割当増資を実施

  • feedy

疾患治療用プログラム医療機器として「治療アプリ®︎」の研究開発を行う株式会社キュア・アップ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹晃太)は、既存投資家であるBeyondNextVentures、慶應イノベーション・イニシアティブに加え、新たに伊藤忠商事株式会社、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、CYBERDYNE株式会社、第一生命保険株式会社 、三菱UFJキャピタル株式会社、いわぎん事業創造キャピタル株式会社、株式会社セゾン・ベンチャーズ(株式会社クレディセゾンのコーポレートベンチャーキャピタル)、ちばぎんキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社を引受先とする総額15億円の第三者割当増資を実施することを発表した。

キュア・アップは、モバイルテクノロジーの進化を適用した新しい医療の形として、従来より高い治療効果を実現する個別最適化された(パーソナイライズド)医療の実現を目指している。
具体的には、これまで介入の難しかった患者の意識・習慣や時間帯(院外、在宅・外出時など)も含めて、幅広い患者の生活に医療用アプリ「治療アプリ®︎」を通して治療介入し、患者それぞれの状態に応じた適時適切なフォローを行う仕組みの構築を予定している。
今回の増資は、日本社会における医療・介護へのICTやAIなどの利活用に対する議論が進展する中、国家が目指している将来像と同社の事業との親和性、加えて民間法人向け事業や海外展開の可能性などが評価され実施に至った。

今後同社では本資金により現在治験中の「治療アプリ®︎」であるニコチン依存症治療用アプリについて日本初の薬事承認・保険償還を目指す他、この他の疾患についても「治療アプリ®︎」の研究開発を進めていく。
また、「治療アプリ®︎」開発で蓄積した知見を民間法人での健康増進にも活用できるよう、民間法人向け「モバイルヘルスプログラム」の展開も開始した。現在提供している「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」の他、生活習慣病やメンタルヘルス対策のプログラムも順次展開していく予定。さらには、日本発のモバイルソリューションとして、海外への進出も進めている。