事業者は、同フレームワークを使用して独自のアプリケーションを構築・運用することができる。保存されたドキュメント・データの記録の改ざんや消失を排除することができ、記録の一貫性と透明性を担保でき、更に個人情報の保護することが可能となる。
同フレームワークは、個人データのハッシュ値などをブロックチェーン上に保存することにより、個人データの存在の証跡を確保すると同時に、改ざんを排除する。関与するステークホルダーには読み取り専用のアクセス権を発行する。また、必要に応じて個人データを暗号化して保管する。
第三者への個人データの開示にあたっては当該の個人が責任を負い(自己管理型)、妥当なアクセス権を付与することができ、また同時にプライバシーを確保する。さらに、自己管理モデルの拡張としての信託モデルもサポートする。