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抗ウイルス薬の開発に取組むキノファーマ、総枠10億円の資金調達を実施

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株式会社キノファーマ(本社:東京都中央区・代表取締役社長:黒石眞史)は、2018年9月14日付で日本成長投資アライアンス株式会社(所在地:東京都港区・代表取締役社長:立野公一、以下J-GIA)の運用するJ-GIA1号投資事業有限責任事業組合等を引受先とした第三者割当増資及び新株予約権の発行により総枠約10億円の資金調達を実施した事を発表した。

今回の調達により、2019年春からの開始を予定する子宮頸部上皮内腫瘍に対する治験やB型肝炎、アルツハイマー病など、同社が保有するパイプライン開発をより一層加速させていく。
J-GIAは、日本たばこ産業株式会社と株式会社博報堂をアライアンス・パートナー企業とし、日本の潜在成長力のある中堅・中小企業に特化したファンドを運用する投資会社である。
今回の資金調達を機に、同社から取締役を新しく迎え入れるとともに、同社及び同社アライアンス・パートナーの経営ノウハウやネットワークの提供を受けることで、事業及び経営基盤の強化を図っていく。

株式会社キノファーマは、2005年4月に萩原正敏博士(京都大学大学院医学研究科教授)を創業科学者として設立された大学発ベンチャーであり、キナーゼ(リン酸化酵素)を標的として、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)、流行性角結膜炎、子宮頸部上皮内腫瘍、B型肝炎など、多様なウイルス性疾患を対象とした新規低分子治療薬及びアルツハイマー病などの神経変性疾患治療薬の研究開発に取り組んでいる。