サイフューズは、バイオ3Dプリンター(三次元細胞積層システム機器)を用いて、生きた細胞を任意の形に積層し立体的な組織・臓器を作製する独自のプラットフォーム技術を有しており、再生医療製品の実用化に取り組んでいる。三菱UFJリースグループでは、中期経営計画“Breakthrough for the Next Decade~今を超え、新たなる10年へ~”において「ヘルスケア」を重点産業分野の一つに位置付け、金融と事業の融合による社会的課題解決と収益性向上を推進している。今回の出資により、サイフューズの再生医療製品の研究開発を加速させるとともに、同社が持つ知見や技術と三菱UFJリースが持つファイナンス機能や幅広いネットワークを融合することで、新たな事業価値の創出を目指す。また、失われた機能を修復する再生・細胞医療においては、修復された機能のポテンシャルを引き出すために、組織・臓器移植後の回復期リハビリテーションが重要と考えられており、今回の取り組みで新たな知見やネットワークを獲得し、市場成長が期待される再生医療および回復期分野において事業拡大と深化を進めていく。