Symic Holdingsは、細胞外マトリックスに着目した新しいタイプの医薬品を開発している創薬ベンチャーであり、細胞外マトリックスに結合するペプチドとグリカンを結合させた高分子化合物「Symic Biomolecule」を創出するプラットフォーム技術を持ち、ペプチドとグリカンの種類を変えることで様々な種類のSymic Biomoleculeを作ることができる。このプラットフォーム技術を用いて開発された「SB-061」は変形性膝関節症の進行抑制効果が期待されており、すでに欧州でPhase 2aを完了し、2019年後半に米国・欧州でPhase 2bを開始する予定である。CIPでは、Symic Holdingsに対し、日本での事業パートナー開拓など事業開発支援を通じて成長を支援するとともに、引き続き再生医療ベンチャーへの資金供給を行うことによって、再生医療の実用化に貢献していく。