医療シンクタンクのJIGH、インバウンド医療サポート開始
医療シンクタンクの一般社団法人JIGH（本部：東京都港区、代表理事：渋谷健司）はこれまで医療機関向けにのみ提供していた電話医療通訳サービス ediPhone for Hospitals（メディフォン・フォ・ホスピタルズ）の対象を拡大、訪日及び在住外 国人が個人で利用できる電話医療サポートサービス mediPhone（メディフォン）を提供開始すると発表した。
今回新たに提供を開始する外国人向け新サービス mediPhone（メディフォン）では、ウェブサイト上で会員登録を行えば、英語電話オペレーターを介した医療機関検索や医療制度案内、ウェブサイト上での医療関連情報の閲覧が無料で行え、クレジットカード情報を登録すれば日英の電話医療通訳サービスも利用が可能。
なお、9 月頃には、中国語にも言語対応を拡げるとともに、外国人がウェブサイト上で、英語・中国語の問診票を記入すると、記入した内容が日本語に翻訳される問診票翻訳機能を追加する予定。
在留外国人数は、10年前（2004年末）から約20万人増の約212万人に増加。訪日外国人数は、10年前（2004年）から700万人以上増加して、約1,341万人。政府では、2020年に訪日外国人2,000万人を目標に掲げており、東京五輪に向けて今後、日本におけるさらなる外国人数の増加が見込まれる。