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メドピア、日医工と業務提携し、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の共同拡販を推進

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メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)は、日医工株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:田村 友一、以下日医工)と業務提携契約を締結し、日医工が保有する営業網を活用して、同社のかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の共同拡販を推進することを決定した。また、本提携によって「kakari」加盟店基盤の構築を加速化すると共に、「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した共同事業展開についても検討を開始する。

業務提携の背景・目的

2015年10月に政府が策定した「患者のための薬局ビジョン」で、「門前からかかりつけ、そして地域へ」という指針が掲げられて以降、薬局は、調剤などの「対物業務」から、服薬支援など患者との「対人業務」へと中心業務を転換することを求められてきた。また、現在臨時国会で審議中の医薬品医療機器等法(薬機法)改正案においても、薬局・薬剤師に関する制度の見直しとして、薬剤師に「服用期間を通じて、必要な服薬状況の把握や薬学的知見に基づく指導を実施すること」(服薬期間中のフォロー)の義務化が見込まれ、この転換が一層加速することが予想される。

同社は “Supporting Doctors, Helping Patients.”をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を中心に事業を展開してきた。創業来、医師を支援してきた一方で、今後の医療において重要な役割を担うべく変革を迫られている薬局を支援することを目的に、2019年6月より、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の提供を開始した。以降、「kakari」加盟店基盤の早期確立を目的に、薬局との接点および営業網を有している企業との連携を模索して来た。

日医工は、1965年の創立以来、健康な生活を願う人々の期待に応えるため、経済性に優れた医療用医薬品の製造販売事業などを展開し、国内最大規模のジェネリック医薬品メーカーとして業界をリードしてきた。国内後発医薬品(以下GE)市場では金額シェア10%強を占め、全国の支店に所属する300名を超えるMRを通し、59,000店に上る国内の薬局のほぼ全てに対して接点を保有している。また、2019年5月に発表した中期計画「NEXUS∞(ネクサスエイト)」では「事業領域のさらなる深化/進化」を掲げ、様々なビジネスパートナーとの戦略的提携を通した事業領域の深化/進化を推進している。

こうした背景のもと両社は、互いの経営資源を活用することにより、早期に「kakari」加盟店基盤を構築するとともに、「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した新たな共同事業の展開について検討を開始することを合意した。

共同事業の概要

両社の経営資源を活用することで、以下の取り組みを実施する予定。

① 「kakari」販売パートナーシップ
日医工が保有する全国の薬局への営業網を活用した「kakari」の共同拡販

② 「kakari」加盟店に対する新たな共同事業の展開
「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した新規サービスの共同構築・展開
※本事業推進の基盤として、共同出資会社の設立を今後検討していく。

③ 医師・薬剤師コミュニティサイトを活用したGEマーケティングの展開
両社の経営資源を活用したGEマーケティング事業やGE開発スキームの検討