ベネフィット・ワンは、10,770団体、会員約781万人(2019年11月時点)に対して提供する会員制優待サービス「ベネフィット・ステーション」をはじめ、人事・総務領域でのアウトソーシングサービスを幅広く提供している。またヘルスケア領域では、医療機関及び保健師、看護師、管理栄養士などの豊富なネットワークを活かして、企業や健康保険組合などに対し、健診予約代行、健診データ管理、特定保健指導、糖尿病等の重症化予防事業など、疾病予防におけるワンストップサービスを提供し。Welbyは、2011年からPHR(パーソナルヘルスケアレコード)サービスを提供しており、様々な疾患領域の患者を対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用を行っている。PHR「Welbyマイカルテ」は、様々なセンサー機器や携帯型ウェアラブル端末との連携が可能で、利用者の歩数、距離、消費カロリー、体重、血圧等のデータを記録できるほか、食事記録データや、医療機関からの検査データやお薬の処方・服薬データなどの管理も可能となっており、そうした個人の健康データをかかりつけ医などと共有することができる。そしてこの度、両社はベネフィット・ワンが健康保険組合等の加入者に提供する「糖尿病重症化予防プログラム」において、「Welbyマイカルテ」を活用する。「Welbyマイカルテ」を活用することで、かかりつけ医と連携して保健指導を行う保健師などが、対象者の検査数値データを共有することが可能となる。数値指標をより“見える化”することで、プログラムの効果検証と指導の効率化に貢献していく。ベネフィット・ワンとWelbyは本取り組みを皮切りに、企業の健康経営ならびに医療費の適正化に寄与するとともに、健診データを含めた個人健康データ管理基盤の拡大と、利用者の健康管理促進をサポートするためのソリューションを拡充していくと言う。