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JCRファーマが再生医療等製品として申請していたヒト間葉系幹細胞、厚労省薬食審の部会で審議・承認を了承

  • feedy

JCRファーマ【4552】は、ヒト間葉系幹細胞(開発番号:JR-031)について再生医療等製品として製造販売承認申請を行っていたが、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 再生医療等製品・生物由来技術部会で審議され、承認が了承され、近く承認される見込みであることを発表した。

JR-031は造血幹細胞移植後に発症する重篤な合併症である急性GVHDの治療製品として、当社が2003年に米国オサイリス社(Osiris Therapeutics, Inc.)から技術導入し、日本国内において開発を進めてきた。2007年、第I/II相試験を開始し、引き続き実施した重症例を対象とした第II/III相試験も2013年11月に終了し、両試験において、有効性、安全性が示されたとして、2014年9月に製造販売承認申請を行っていた。

2013年オサイリス社がMSCに関する権利を豪州メゾブラスト社(Mesoblast Limited)に譲渡したことに伴い、JCRファーマが保有する権利のライセンサーも同社に変更されている。