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イード、レイ・フロンティアと資本業務提携~メディアでのAI活用を推進

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イード【6038】は、2016年3月に業務提携いたしましたレイ・フロンティアとの間で、資本業務提携を締結いた。

レイ・フロンティアのAI(※1)技術を活用した行動情報の分析ノウハウと技術力、イードのメディア・コンテンツ事業運営ノウハウおよび自動車・自動車周辺業界におけるビジネスネットワークという両社の強みを掛け合わせ、法人向けの自動車ビッグデータ解析サービス『モビリティ・フロンティア』を共同で開発する。

『モビリティ・フロンティア』では自動車を中心としたモビリティ関連の移動ビッグデータを、ディープラーニングをはじめとするAI技術で付加価値を加え、リアルタイムにアウトプットする体系化したソリューションを提供することで、自動車分野をはじめとするモビリティ分野全般の発展に寄与していく。

ビッグデータテクノロジー/サービスの市場規模は2019年に世界で1870億ドルにのぼると予測(※2)されており、今後はIoT(※3)やAIといった新たなビッグデータ活用によるデータ駆動型経済(※4)が進展していくと予測されている。具体的には、IoT関連技術の実用化が進むことで、AIの産業適用が更なる拡大をみせ、ビッグデータ市場が大きな成長をみせるという調査結果(※5)も発表されている。

イードでは本提携を皮切りに、自動車分野を中心としたビッグデータテクノロジー/サービス領域でナンバーワンを目指すとともに、20ジャンル48媒体を運営する自社メディアにおけるAIの活用を検討していく。

※1 Artificial Intelligence:人工知能
※2 出典:IDC「Worldwide Semiannual Big Data and Analytics Spending Guide」(2016年5月)
※3 Internet of Things:モノのインターネット
※4 IoTによるモノのデジタル化・ネットワーク化があらゆる産業社会に適応され、デジタル化されたデータが、インテリジェンスへと変換されて現実世界に適応されることで新たな付加価値を生み、それが現実世界を動かすようになる経済のこと [出典:経済産業省 産業構造審議会「中間取りまとめ(案)」(2015年4月)
※5 出典:矢野経済研究所「ビッグデータ市場に関する調査結果 2016」(2016年3月)

■イードとレイ・フロンティアについて

イードは、総合自動車ニュースサイト「レスポンス」を運営し、IT・デザイン・環境において付加価値創造の手助けをすることをモットーとした情報発信を行うとともに、自動車燃費管理サービス「e燃費」を提供している。

レイ・フロンティアは、2008年5月に設立し、AIを使った行動情報の分析・調査事業や、自社SDKを使った行動分析・サポート事業の他、自社開発のアプリケーション「SilentLog」を提供している。

両社では2016年3月に業務提携し、7月11日には、レイ・フロンティアと共同開発したスマートフォン向けアプリ『e燃費Ver.4.0』の配信を開始(※6)した。両社の業務連携のさらなる強化のため、この度の資本業務提携に至った。

※6 『e燃費Ver4.0』アプリ配信開始に関するプレスリリース:http://www.iid.co.jp/news/press/2016/0071101.html

◆株式会社イード

本社:東京都新宿区西新宿二丁目6番1号
設立:2000年4月28日
代表者:代表取締役 宮川 洋
資本金:853百万円
事業内容:メディア事業、リサーチ事業、メディアコマース事業

◆レイ・フロンティア株式会社

本社:東京都江戸川区西葛西3-17-2-303
開発事務所:東京都台東区台東2-7-4 桜田ビル501
設立:2008年5月27日
代表者:田村 建士、大柿 徹
資本金:40百万円
事業内容:AIを使った行動情報の分析・調査事業、自社SDKを使った行動情報のサポート事業、ARアプリケーションの開発と運営、UI/UX設計およびソフトウェア開発事業