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LINE子会社、MVNO(仮想移動体通信事業者)事業「LINEモバイル」提供開始

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LINEは、同社子会社であるLINEモバイルを通じ、新たにMVNO(仮想移動体通信事業者)事業「LINEモバイル」を提供開始し、9月5日よりソフトローンチとして、「LINEモバイル」公式サイト(https://mobile.line.me/)にて2万契約限定で先行販売を開始した。

MM総研が発表したデータ*1によると、2015年の日本国内におけるスマートフォン普及率は56.9%となっており、未だ多く普及しているとは言い難いのが実状。また、スマートフォンの利用環境においても、近年、音楽や動画といったリッチコンテンツの利用拡大に伴い、データ通信量超過による通信制限を受けてしまうケースや、データ通信料が大きな負担となるケースが増加している等、ユーザーの利用動向に合わせた選択肢が充分に提供されているとは言えない状況。

*1出典:MM総研「日本のスマートフォン普及率(2015年9月時点)」

このような状況の中、LINEではスマートフォンのコミュニケーションインフラ提供者として、また、コンテンツプロバイダーとして、人と人、人とコンテンツの繋がりをより快適にすることを目的に、モバイル通信環境向上を目指してLINEモバイルを設立、新たにMVNO事業「LINEモバイル」を開始することとした。9月5日よりソフトローンチとして2万契約限定で先行販売を開始し、10月1日より本ローンチを予定している。

「LINEモバイル」の特長は「コミュニケーションフリー」。App Annie社による「2015年月間アクティブユーザー数ランキング」*2のiOS/Androidそれぞれにおいて上位5位以内に入る「LINE」「Twitter」「Facebook」の主要な機能に関するデータ通信量をカウントしない”カウントフリー”を実現し、動画等などの大容量コンテンツを利用したことによる低速制限などの心配なく、ユーザーはいつでもスマートフォンで快適なコミュニケーションを行うことが可能になる。