「牛角」「とり鉄」「タコベル」などの飲食チェーンを展開するアスラポート・ダイニング【3069】は、ドリームコーポレーション(以下「ドリーム」)の株式を取得すること及びドリームが実施する第三者割当増資の株式を引受けすることにより、連結子会社化すると発表した。なお、株式取得価額は49百万円、第三者割当増資の引受額は250百万円。アスラポートグループは、焼肉、居酒屋等の外食フランチャイズを中心に全国で671店舗(平成28年9月30日現在)を展開しており、平成25年度より新たに「食のバリューチェーンを構築する」目標を掲げ、外食(販売)事業から流通及び生産事業への進出を果たし、多層的な付加価値を生み出すビジネスモデルの構築に取り組んでいる。一方ドリームは、ベーグル専門店「BAGEL&BAGEL」、フューチャーパブ「DRUNK BEARS」、カフェ&ダイニング「Chelsea Cafe 」などの飲食店の直営店運営事業やベーグルの卸売、通販事業などを行っている。このうち「BAGEL & BAGEL」は、創業者社長が平成9年に東京新宿に第1号店をオープンして以来、全国に店舗を拡大、現在では日本最大級のベーグル専門店ブランドとなっている。今回、アスラポートダイニングは、ベーグル業態などを営むドリームを連結子会社化し、同社の主要な成長戦略であるFC事業への参入を協働して進める考え。アスラポートダイニングのFCパッケージの開発力・競争力のある食材の購買力、並びに全国規模での物流体制等のFC事業に係る機能・ノウハウ、更には同社が有する全国規模のフランチャイジー・ネットワークを共有することにより、「BAGEL&BAGEL」ブランドの更なる店舗展開が可能となり、ドリームはもとより、アスラポートグループ全体の事業拡充に資すると判断したもの。以上M&Aタイムスより