1902年創業の精米卸販売の老舗である神明ホールディング(以下「神明HD」)は、元気寿司の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決議したと発表した。神明HDは、元気寿司株式の2,900,000株の所有割合32.85%を保有し持分法適用関連会社としているが、連結子会社化することを目的として今回のTOBを実施する。公開買付け後も、元気寿司の上場を維持する方針であることから、買付予定数の上限を700,000株と設定している。買付け等の価格は1株につき2,500円で、買付代金は1,750百万円となる。今後、両社は、「海外展開による回転寿司店舗数の増加及び販路の拡大」、「本格的な関西エリアへの進出」、「製販一体化による消費者ニーズの取り込み」及び「仕入機能集約による食材の調達力の向上」を行い、双方の経営資源の相互利用を通じて、事業基盤の強化を図る。