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フーディソン、業界大手の大都魚類とクラウド型水産受発注システム導入基本契約締結

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ITを活用した水産流通プラットフォームの再構築をてがけるベンチャー企業のフーディソンは、大都魚類との間で、フーディソン開発のクラウド水産受注システム「魚ポチPLUS(ウオポチプラス)」導入に関する基本契約を締結したと発表した。

フーディソンは「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、2013年4月の創業以来、ミッション遂行の第一歩として水産分野をターゲットに事業運営を行ってきている。現在、飲食店向けの卸売と鮮魚小売店”sakana bacca”の運営の二つの事業を展開。

「魚の呼び名が産地によって異なること」などの鮮魚特有の課題があり「IT化が難しい」とされてきた水産業界で、卸売や小売の経験を生かして「魚屋」としての目線で独自に開発したのが現在3500店舗の飲食店に活用されている飲食店向け鮮魚ECサイト“魚ポチ” 。
2014年5月より運用を開始したこのシステムを、2016年4月より「魚ポチPLUS」として、他の水産会社への提供をスタートした。

この度、水産物卸売業界大手の、大都魚類株式会社様との契約が3月31日に成立し、「魚ポチPLUS」の導入が決定。本格導入は、6月上旬の予定。

手書きの受注書をデータ入力する作業が何度も繰り返される複雑な水産物の受発注工程において、業務効率化は重要なテーマの一つ。業界大手の大都魚類様が「魚ポチPLUS」を導入したことは、フーディソンの目指す「業界全体の生産性の向上実現」が大きく前進したことになるとしている。