アサヒグループホールディングス【2502】は7日、現地企業とミャンマーに炭酸飲料の製造販売を行う合弁企業を設立することで合意したことを明らかにした。アサヒは約23億円、51%を出資する。合弁の相手先はロイヘイン(本社:ヤンゴン)。ロイヘインは、ミャンマーにおいて飲料等の消費財を販売する大手企業。飲料では国内大手3社のうちの1社となる。同社のブランドや流通網を活用しながら、アサヒの商品開発力などを加え、事業強化を目指す。ミャンマーの年間1人当たりの飲料消費量(飲料水は除く)は2リットル程度だが、アサヒでは「中長期的に大きな市場になると見込まれる」と語る。アサヒは、2015年までに東南アジアで1000億円規模の売上高を目指しており、今後もM&Aなどを検討していくとのこと。