サガミチェーン(9900)、第三者割当による新株式を発行

サガミチェーン【9900】は、アサヒビール【2502】など複数社に対し、第三者割当による新株式発行を行なうと発表した。1株につき 1,144円で、発行新株式数は1,529,000株。調達する資金額は1,746,216,000円で、新規出店や営業店舗の活性化および本部機能の効率化と工場の生産能力向上を図る予定。

サガミチェーンは、海外における「和食」をはじめ「ジャパンブランド」が注目を浴びる中、料理の質やサービスの向上だけでなく、「そば」「うどん」「天ぷら」などの日本独自の食文化をアピールすると共に、素材からのこだわりを武器としたビジネスを展開していくため、より有利に海外展開ができると思われる取引先との関係強化及び自己資本の充実が不可欠であるとの判断から今回の第三者割当増資を行う戦略方針に出た。

割当予定先にあがっているのは、酒類、飲料のアサヒビール、小麦粉関連の昭和産業【2004】、取引金融機関の愛知銀行【8527】、調味料関連のヤマモリ、生魚弁当関連の旭川駅立売、わさび等の金印物産の計6社。