トレイダーズホールディングス【8704】(以下「トレイダーズHD」)は、群馬県に本社を置くマーズカンパニーと、マーズカンパニー独自の研究開発技術による製品の販売を目的とした合弁会社設立の検討開始に係る基本合意書を締結したと発表した。本契約を経て今年7月よりサービスの開始を予定。マーズカンパニーは、独自の冷蔵冷凍及び製氷技術により、食材を冷凍させることなく産地からより遠くの消費地まで極めて高い鮮度を保持した状態で流通させるコールドチェーンシステムのインフラ構築、また、それらに不可欠な技術の研究開発を主体とした会社である。世界的にも日本食ブームにある中、このコールドチェーンシステムは安全性が高く、付加価値の高い日本の農産物や魚介類などの生鮮食料品をアジア諸国・世界各国への輸出する際に不可欠なものとして注目を集めているという。トレイダーズHDは、証券子会社を中心とした金融サービス事業を展開しているが、コールドチェーンシステムは今後非常に大きな市場になると考え、今回の合弁会社設立に至った。