ひろしまイノベーション推進機構、病院向け食品製造のアイサービスに出資へ

ひろしまイノベーション推進機構は、アイサービス、に約3億円の投資を行うことを決定したと発表した。

アイサービスは、広島県尾道市に本社を置く、病院・高齢者向けの食品の製造・サービス提供事業者で、ひろしまイノベーションが運用するファンドからの出資により、拡大する高齢者向け食品市場に合わせた営業体制の強化や内部管理体制の整備，販路の拡大に取り組む。

今回の投資により、更なる成長により社会的にも意義ある市場においてプレゼンスを発揮しようとしている県内有望企を後押しするとしている。

■ひろしまイノベーション推進機構

広島県の100%出資により民間の経営支援の専門家が集まって設立された会社で、官民連携による投資ファンド（基金）を組成・運営。資本出資を通じて、資金面・経営面の両面から県内企業の課題解決・成長を支援する。ファンドの運用金額は約105億円で、1社あたり数億円～十数億円の投資を想定している。主な投資先は薄膜センサーメーカーのサンエー、非接触電気検査装置メーカーのオー・エイチ・ティーがある。