ロート製薬【4527】と東急不動産は、広範な分野で業務提携し事業実施及び検討を開始する包括的業務提携に合意したと発表した。ロート製薬は、医薬品や化粧品の知識をはじめとする健康に関する見識に加え、無農薬野菜や果物の供給、薬膳などヘルシー料理の開発に関するノウハウを有し、一方の東急不動産ホールディングスグループは、全国にスポーツ施設、リゾート施設、シニア住宅などを多く保有し、運動や栄養のカウンセリング知識及び施設運営に関するノウハウを有する。今回の提携を通じて、両社が手掛けるのが、「バランスの取れた食生活」、「アンチエイジングや美容」「健康維持」といったウェルネス分野への取り組み強化であり、提携の第一弾として、東急不動産が運営する複合施設「TENOHA DAIKANYAMA」内に美・食・健康が連携した飲食・商品販売、情報発信スペース「si・empre(シーエンプレ)」を2015年4月29日にオープンさせる。今後、両社は無農薬野菜を使った健康的な食事の開発やリゾート施設等での提供を始め、シニア住宅を活用したアンチエイジングメニューの開発や提供等を展開を狙う。